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男性不妊の原因

男性不妊の原因(3)~精子減少症

男性不妊の原因-精子減少症

男性不妊の原因はさまざまで、精子を作ることができない無精子症や、セックスが難しくなる性交障害など多岐にわたります。

前回は無精子症について悩んでいた女性の体験談を書きましたが、この記事では精子の数が減少する疾患について、いくつか取り上げ、対策も考えてみようと思います。妊活をがんばる男性にも読んでほしい記事です。

 

1.精子減少症とは?

精子濃度が2000万/1ml以下となることが、精子減少症と定義されています。これ以上の濃度であれば、20代では20%以上の確率で自然妊娠が望めます。一方で精子減少症の場合は、自然妊娠が厳しくなることもあり、体外受精などの不妊治療へステップアップすることになります。

精子減少症は、精子がつくられにくい造精障害、精子が作られるが運動能力がない、あるいは死んでしまうという精子死滅状態などがあります。作られない・死んでしまう・出てこられない、このどれかに該当すると、精液中の精子の量が少なくなり、精子減少症と呼ばれるようになります。割合としては多くはありませんが、対策が必要となるため不妊原因を確認することは重要です。

 

2.精子減少症の関連疾患

・クラインフェルター症候群などの染色体異常

通常、男性であればXとYが一本ずつのXYという状態が正常です。しかし生まれつきこの性染色体が多かったり少なかったりする、性染色体異常が生じることがあります。原因としては、精子が作られる際にうまく分裂できなかったということが挙げられますが、これは努力やサプリで防げるものではありません

・精索静脈瘤などのうっ血状態

精索という部分の静脈にこぶができるのが精索静脈瘤という状態です。この状態になると血液が上手く流れず、たまってしまうため(うっ血状態)、精巣の温度が上がり、高温に弱い精子の発育不全や、精子の形成障害を引き起こしてしまいます。その結果、精液に含まれる精子の数が減少したり、奇形精子・運動性の低い精子が増加する要因となります。

・ムンプスウイルスによる精巣炎

ムンプスウイルスとはおたふく風邪の原因ウイルスで、成人男性の感染は、精巣炎を引き起こす可能性があります。精巣炎が引き起こされると、精子が巻き込まれて白血球に食べられてしまったり、精子の成熟に影響が出て、男性不妊の原因となることがあります。

 

3.精子減少症の対策はある?

先天性の異常の場合は、対策が難しいです。この場合は数少ない精子を活かすために、顕微授精などの高度な不妊治療が必要となるでしょう。しかし、精子が極端に減少していなければ、生活習慣の改善やサプリメントなどで活路を開けるかもしれません。

例えば精液中の活性酸素を減らすことによって、精子死滅状態を軽減することはできるかも知れません。ビタミンC、ビタミンEやポリフェノールなどのサプリには、活性酸素を除去する効果があると言われています。また亜鉛なども精子の活動を助ける作用があります。

精子の減少そのものを食い止めることは難しくても、少しでも残っているのであれば、子どもを授かる可能性は十分あります。前向きに妊活・不妊治療に取り組めば、報われる可能性も低くないはずですよ。